シンプルなデザインに美しさを宿す、IWCの「ポートフィノ・オートマティック」
皆様、こんにちは!渡辺です。
シンプルなデザインに美しさを宿す、IWCの「ポートフィノ・オートマティック」のご紹介です。
モデル名:ポートフィノ・オートマティック
品番: IW356501
ケース径:40mm
防水:3気圧
価格:654,500円(税込)
3本の針と控えめな日付表示にセンスの良さが光るこのモデルには、それ以外、何も必要ありません。IWCの有名な「ポートフィノ」は、シンプルな佇まいに伝統的なデザインを反映したコレクションです。余計なものを省くことで魅力を際立たせ、かつてないほど純粋な極上の美しさを湛える時計。
その姿はまさに、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリによる「完璧とは、他に足すべきものがない状態ではなく、他に引くべきものがない状態である」という言葉を体現しています。
19世紀の大半の時計は、シンプルな文字盤と針を備えたケースの中に複雑なメカニズムを隠していました。伝統的なポケットウォッチはたいてい、まっすぐな針が簡素なインデックスや細い数字を指すというデザインで、そこには紛れもない純粋さと統一感がありました。現在の「ポートフィノ」コレクションには、この時計のクラシカルな純粋さが反映されています。伝統の粋を集結したこれらのモデルには、ロマンチックなオーラを放つ美しさも同時に感じられます。このような魅力はおそらく、IWCが1940年代から1950年代にかけて発表したクラシカルな腕時計に端を発しているのでしょう。伝説の手巻きムーブメントであるキャリバー89を搭載した、優れた設計のシンプルな時計です。これらの時計はラウンド型の文字盤に時、分、秒を告げる3本の針を備えた、それ以上何も引くことのできない簡潔なデザインでした。
「ポートフィノ」という名前は、イタリアのリグーリア海岸沿いにあるロマンチックな町の名前にちなんでいます。絵のように美しい海辺の町ポートフィノは情緒豊かなリゾート地で、1950年代には富裕層や有名人が多く集まり、「ドルチェ・ヴィータ」と称されるイタリアらしい甘美な魅力を放っていました。この町が持つ時を超越した美しさは、「ポートフィノ」コレクションのクラシカルな時計に通じています。「ポートフィノ」ウォッチのデザインは時代に流されることがありません。1980年代に制作された時計でも、1950年代と変わらない印象を携えています。優れたデザインは常に時を超えるのです。
かつてとある芸術家が、「躍進するためにスタートラインに立つ」と言いました。IWCの「ポートフィノ」コレクションも同様に、スタートラインにおいてピュアなスタイルから始まり、長い時間をかけて躍進したと言えるでしょう。
ぜひ実物を店頭でご覧ください。