今日のZENITH(ゼニス)は、ゼニスのクロノグラフ。
こんにちは、伊藤です。
今日のZENITH(ゼニス)はゼニスのクロノグラフの歴史を少しだけ、キャプテン クロノグラフとご紹介させて頂きます。
1969年コラムホイールが毎時36,000振動というハイビートで時を刻むエル・プリメロ(ムーブメントの名前)は、1/10秒までの計測が可能な初の一体型自動巻きクロノグラフとして誕生しました。
エル・プリメロとは”一番目”や”最初”という意味があります。
また、1970年にはボーイング707の着陸設備に取り付けられ、パリとニューヨーク間を飛行することにより、ゼニスは、新しいムーブメントの堅牢さと精度を証明しました。
温度変化(-62℃)、低圧、高度(10,700メートル)、そして様々な振動を受けたにもかかわらず、時計はその精度を変えることなく正確に時を刻み続けたのです。
1975年、当時ゼニスを所有していた米国本社から機械式時計の製造に使用する機械や工具類をすべて廃棄するように命令された時、一人の時計師シャルル・ベルモはこの決定を受け入れることができず、工具や部品に一つ一つラベルを貼り、隠しました。
シャルル・ベルモの勇気ある行動により、1984年エル・プリメロは復活します。
シャルル・ベルモさんが、一つ一つ工具を隠すことをしなければ、今現在のエル・プリメロはなかったかもしれないですね。
(ゼニスからは、毎年シャルル・ベルモトリビュートとして、ブルー文字盤の限定モデルが出ています。)
本日、ご紹介しているキャプテン クロノグラフは1950~60年代にゼニスで人気を博していたキャプテンシリーズからインスピレーションされデザインされたモデルです。
長めに配されたインデックスは当時のデザインを継承しています。
2010年から大きくモデルチェンジを行ったゼニスのネオ・レトロデザインを代表するモデルです。
品番:18.2110.400/01.C498
ムーブメント:エル・プリメロ 400B 自動巻きムーブメント
振動数:毎時36,000回
振動数:50時間以上
機能:中央に時針と分針
9時位置にスモールセコンド針
3カウンタークロノグラフ:6時位置に12時間積算計
3時位置に30分積算計
中央にクロノグラフ針
素材:18Kローズゴールドケース
ケース直径:42mm
開口径:35.50mm
クリスタル:両面無反射コーティングのボックス型サファイアガラス
裏蓋:シースルーサファイガラスケースバック
防水性:5気圧
文字盤:サンレイギョーシェ装飾を施したシルバー文字盤
ZENITH (ゼニス)
Official Site=http://www.zenith-watches.com
関連記事=https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/osaka/watch/category/zenith
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