パネライ レトロな雰囲気漂う「ルミノール マリーナ」47mm、PAM00422をご紹介。
皆様、こんにちは!
前田です。
コロナウイルスの影響で中々外を出歩きにくい日が続いておりますが、皆様は変わらずお元気でしょうか。
「パネライ」ブランドのアイコンシリーズ、“ルミノール”。
一口に“ルミノール”といってもモデルは様々展開があり、大きく分けると1950年代のモデルを踏襲した“ルミノール1950”シリーズと、通常の“ルミノール”シリーズへと分かれます。
どちらの“ルミノール”シリーズも「パネライ」ウォッチ中で、一際お客様から選ばれることの多いロングセラーシリーズですが
中でも“ルミノール1950”シリーズは細部のディティールまで、名の通り1950年代のルミノールのデザインを踏襲し作りこまれたデザインから、特にファンの多いシリーズです。
今年はルミノールの誕生から70周年を迎え、さらに“ルミノール”熱が高まりそうですが
今回はその“ルミノール”シリーズの中から、1950年代、ルミノールが誕生したばかりの時代のモデルを踏襲した「ルミノール マリーナ(PAM00422)」をご紹介。
ケースサイズは47㎜。
パネライがイタリア海軍へ納品していたころと同じケースサイズを採用し、腕に着用していただいた際の迫力・存在感は他のどの腕時計にも引けをとりません。
文字盤や針もシンプルですが、時針や分針の付け根は少し細くなっており、これは1940年代のパネライウォッチの針に見られた仕様で
当時の針に合わせて、インデックスも日に焼けたような風合いを思わせるサンドベージュカラーを採用しています。
またインデックス部分をよくご覧いただくと、文字盤とインデックスに若干の段差を見て取っていただけるかと思います。
これは当時、夜光塗料を塗布したプレートに数字をくりぬいたプレートを重ね合わせることで1枚の文字盤としていたサンドイッチ文字盤と呼ばれる意匠を受け継いでいます。
今回ご紹介しているお時計は手巻きのムーブメントを搭載しており、ぜんまいを完全に巻き上げた状態から約3日間稼働します。
ケースバックは内部のムーブメントが見えるように、裏蓋をサファイアクリスタルで誂え、腕時計の残り稼働時間を読み取るためのパワーリザーブ表示も備えています。
ケースサイドは1940年代に生産されていたラジオミールからルミノールへと切り替わる過渡期のデザインで
通常のルミノールと比較した際にルミノール1950ケースは丸みを帯びています。
ラジオミール1940はケースサイドがちょうど半分で割れたようなデザインをしているのに対して、ルミノール1950は分かれ目が少しズレています。
このあたりはぜひ、店頭で見比べながらご覧いただくことで、パネライの歴史背景も感じながら手に取っていただけると思います。
ガラスも当時のデザインと同じくドーム型風防を採用し、それもこれも一度見ただけでは分からない、細部までこだわりぬかれた仕様・仕上げになっています。
また、ルミノールやラジオミールといった名前は、当時パネライが使用していた夜光塗料からそれぞれ名を受け継いでいます。
冒頭でも少しご紹介したサンドイッチ文字盤は、現在スーパールミノバという夜光塗料を採用し、インデックスや針は夜間でも優れた視認性を誇ります。
一度購入すると長くご愛用していただく腕時計だからこそ、こだわりを感じることのできる1本を選びたいとお考えの方には、迷わずおススメできる時計です。
是非、店頭にてご試着くださいませ!
パネライ
モデル:ルミノール マリーナ
品番:PAM00422
ムーブメント:手巻き(パネライ自社製P.3001キャリバー)
ケース:AISI 316Lサテンスティール
ベルト:カーフストラップ
防水:10気圧
サイズ:47mm
価格:¥1,155,000-(税込)