皆様、こんにちは！渡辺です。

本日は、H.モーザーのパーペチュアルカレンダー機構を搭載した「エンデバー・パーペチュアルカレンダーミッドナイトブルーコンセプト」のご紹介。

H.Moser＆Cie（H.モーザー）
モデル名：エンデバー・パーペチュアルカレンダーミッドナイトブルーコンセプト
品番：1341-0304
ムーブメント：手巻き（自社製キャリバーHMC341）
振動数：18,000 振動／時
ケース径：40.8mm
ケース素材：プラチナ
防水：日常生活防水
その他特徴：パワーリザーブ約7日間、パワーリザーブ表示、ビッグデイト表示、パーペチュアルフラッシュカレンダー、センター針による月表示、ダブルプルクラウン機構、ムーブメント側から見ることができる閏年表示、世界限定10本
価格：￥9,240,000(税込)

シンプルなデザイン

エンデバーコレクションは、ミニマリズムに対する精緻かつエレガントなアプローチをしています。

ミニマリスティックでありながら平凡でないEndeavour（エンデバー）コレクションは、H. モーザー社のクラシックなラウンド型をユニークかつ現代的に再解釈したデザインです。必要最小限の要素のみを残し、レス·イズ·モア、すなわち「少ないほど豊かである」という概念を体現する、複雑さを増す一方の現代社会とは対極をなすモデルです。

美しいカーブを描く彫りの深いケースから徹底的に無駄を排除したダイアルまで、Endeavour（エンデバー）のすべての要素は、まるで発掘されるのを待つ芸術作品のようです。時代に左右されない、真の時計愛好家のためのコレクションです。

H.モーザーのパーペチュアルカレンダーは、そのシンプルなデザインが最大の特徴です。

一見するとパーペチュアルカレンダーに見えない、シンプルなデザインに見えますが、複雑機構のひとつパーペチュアルカレンダーが搭載されています。

表示されるのは、時刻、日付、月、パワーリザーブだけです。

毎月の異なる日数が機械的に補正されるためパーペチュアルと呼ばれます。工夫された月の表示が貢献しています。

真ん中の短い月表示針（矢印形状）が時刻の目盛りを利用して月の表示を行うという仕組みです。

.モーザーのパーペチュアル・カレンダーは、簡潔さと独創性の極みです。パーペチュアルカレンダーにもかかわらず、ムーブメントにいかなるリスクも及ぼすことなく、いつでも時刻の早送り・巻戻しを調節することができるのは、驚きな機構です。唯一無二で圧巻です。

また、H.モーザー社の特徴である、コンセプトダイアルがより、そのシンプルさを表します。

ダブル・プル・クラウン

またこのモデルには特筆すべき機構である、ダブルプルクラウンを搭載しています。リューズは1段引きでカレンダー、2段引きで時刻合わせが行えますが、1段引きで必ず一度停止するダブル・プル・クラウンと名付けられた機構を備え、誤操作を防ぎます。

フラッシュカレンダー

次に特筆すべき機構フラッシュカレンダーが搭載されています。視認性の高いビッグカレンダーは多くのブランドで試みています。10の位と1の位の各数字を異なるディスクで左右に並べた、日付表示がその一つ。
しかしH.モーザーは、2つの数字を分離することなく、日付表示の大型化に挑みました。

1枚のディスクに31日分の数字を刻んだ一般的な日付ディスクの場合、1日分に許される角度は31/360で、わずか11.6度しかなく、窓の拡張には限界がある。そこで日付ディスクを上下2枚に分け、上側は2日分のスリットを設けたC型として1〜15の目盛りを刻み、16～31はそのスリットからのぞく下側のディスクに担わせた。結果、1日分の表示に許される角度は360／17=21度まで拡大され、表示窓を巨大化できました。

2枚のディスクを左右に並べるのに比べ、上下2層式の日付表示は2桁の間を断絶する段差やフレームがなく、また1～9日の間は1桁表示で数字を窓の中央に置くことができ、視認性の高さを実現しています。

さらに上下2層の日付ディスクは、永久カレンダーに採用されたことで、大きな見せ場も与えられました。それは小の月の月末に訪れる。30日あるいは2月であれば28日や29日を表示している窓は、新たな月を迎える深夜0時に、上側のディスクが動いて下側のディスクを隠し、瞬時に1日へと表示が移行します。
エンデバー・パーペチュアルカレンダーは、瞬時に日付を変えるフラッシュ・カレンダーや、ムーブメントに損傷を与えることなく日付の早送り・巻戻しの操作をいつでも行えるなど、驚くべきさまざまな機構を備えています。逆戻し、瞬時に変わるカレンダーはパーペチュアルカレンダーでは唯一です。

ムーブメント

また、ケースバックはサファイアクリスタルガラスのケースバックを採用。ツインバレルによる7日巻き。単独で取り外し、調整・修理を容易にする独自のモジュール型脱進機を備えるインターチェンジャブル・エスケープメント。H. モーザー社のHMC 341 ムーブメントからは、閏年表示を見ることができます。

「間違いなくすばらしい機構です。何のリスクもなくカレンダーを調整することが可能になっています。」

「一目見ただけではパーペチュアル・カレンダーとはわからないでしょうね。」

Jonas Köppel（ヨナス・ケッペル）、Head of Escapement（脱進機責任者）

まさに驚異的な腕時計です。

大型の日付表示窓に対し、センターにある極端に短い矢印のポインター式の月表示針は、存在感を希薄としたシンプルなデザインになっています。パーペチュアルカレンダーの機構に加え、霧が晴れていくように文字盤のグラデーションがH.モーザー独自の技法が美しくマッチします。閏年表示も備わり、それは裏蓋側に控えめに配置されています。リュウズ操作でカレンダーは早送りも逆戻しも可能。シンプルな外観と同じく、簡単に操作ができます。

今では珍しいプラチナケースも特別感が感じられるモデルですね。世界限定10本希少なタイムピースです。ぜひこの機会に店頭でご覧ください。

希少なプラチナケース採用！H.モーザーエンデバー・パーペチュアルカレンダー - H.Moser＆Cie.

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