“洗練されたエレガンス:ボーム&メルシエのリビエラ ボーマティック の輝き”
皆さま、こんにちは!渡辺です。
本日はボーム&メルシエから人気の『リビエラ ボーマティック』を紹介したいと思います。
BAUME&MERCIER(ボーム&メルシエ)
モデル名:リビエラ ボーマティック
品番:M0A10616
ムーブメント:自動巻き(Baumatic BM13-1975A)
ケース素材:ステンレススティール
ベルト:ステンレススティール
防水:10気圧(約100m)防水
サイズ:42mm
その他特徴:パワーリザーブ120時間(5日)、ブルースモークサファイアダイヤル、インターチェンジャブル機能
価格:¥577,500 (税込)
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【概要】
スイスの老舗メーカーBAUME&MERCIER(ボームアンドメルシエ)が2021年に発表した「リビエラ ボーマティック」は、1973年に登場した「リビエラ」シリーズの第5世代にあたるモデルです。
特徴的な12角形ベゼルのスチールケースはそのままに現代的アレンジを施し、自社製キャリバー「ボーマティック」を搭載。地中海の海をイメージしたブルーの文字盤が美しい、伝統と革新を併せ持ったラグスポウォッチのご紹介です。
<ボーム&メルシエ>は、16世紀半ばから時計製造に携わってきたボーム家の知識と技術を強みに、堅実な時計づくりを長きに渡って継続してきたスイスの時計メーカーです。
1830年に前身となる工房を開き、創業者の孫ボームと実業家ポール・メルシエが出会って「ボーム&メルシエ・ジュネーブ」を設立したのが1920年。スイス国内で6番目に古いメーカーにあたります。ボーム&メルシエはエタブリサージュと呼ばれる創業以来の伝統的な方式を採用することで製造コストを抑制。
「リビエラ ボーマティック」もスポーティな硬質さと高級時計の気品を兼ね備えたラグスポウォッチでありながら50万円以下というコストパフォーマンスの高さで、腕時計初心者から長年の愛好家まで幅広い層の支持を集めているモデルです。
【ケースについて】
ケースの素材はポリッシュ仕上げのステンレススチールを採用しています。ケース直径は42mmで、厚みは10.66mmとなっております。
ケースサイズが42mmと比較的大き目なことと、他に類を見ない12角形のベゼルとが相まって存在感のあるシルエットとなっています。
12角形は時計が刻む12の時間を反映した象徴的なフォルム。4カ所に打ち込まれたビスによってより一層個性的な見た目です。
ケースの厚さは装着感と上品さを考慮した10mm。スーツの時に着用しても袖口に引っかかることのない薄さです。
ブルーのラインが入った8角形のリュウズには、ギリシャ文字「Φ(ファイ)」がエンボス加工で浮彫りされています。黄金比や完璧な美を意味するΦ(ファイ)は、ボーム&メルシエの精神を象徴するロゴマークです。
【文字盤や針について】
12角形のベゼルに対して、文字盤はスタンダードなラウンド型。波のような特徴的な装飾が施されたブルースモークサファイアダイヤルはステンレススチールのケースと合わさってスポーティな印象を与えます。
このモデル最大の特徴はブルーの文字盤が半透明になっていること。目を凝らした時にデイト表示の数字と内部構造が見えるスケルトン仕様です。
中央部分からはモデル名にもなっている自社製ムーブメント「ボーマティック」の動きが鑑賞できるようになっています。アワーマーカーはローマ数字とリベットを組み合わせたスタイル。12時と6時のみがローマ数字となっていて、リベットインデックスの長方形ともデザインの統一性が図られています。
他より短い3時のアワーマーカー部分にシンプルなデイト表示あり。数字の文字色はホワイトです。
ダイヤルの12時部分にはメーカー名と6時部分にはムーブメントの名前「BAUMATIC(*ボーマティック)」と120時間のパワーリザーブを示す「5 DAYS(*ファイブデイズ)」をホワイトで刻印。
さらに6時のインデックス部分には「SWISS MADE(*スイスメイド)」の証が記されています。
文字盤全体がブルーとホワイトで構成された統一感のあるカラーリングとなっております。
針はロジウムコーティング針。時針、分針は先端に向かって絞り込まれたドーフィン針を採用しているため、シャープでクラシカルな印象です。
また針の軸の部分が空洞に加工され文字盤中央部のボーマティックムーブメントの歯車がなるべく隠れず、見えるようになっています。針とインデックスには夜光塗料が施されており、夜間での視認性も高いです。
【裏側、ムーブメント】
裏面はサファイアクリスタルのシースルーケースバックで、自社開発製のボーマティックムーブメントを鑑賞できます。石数は21。そしてケース留めには、表面と同じ4カ所のビスが打ち込まれています。
「ボーマティック」は2018年に発売されたクリフトンコレクションで初めて搭載されたボーム&メルシエの自社製ムーブメントです。
120時間のパワーリザーブ、つまり5日間装着しなかったとしても巻き上げの必要がない長時間駆動を最大の特徴としています。
長時間かつ高精度の駆動を実現するにあたって、シリコン製の脱進機とひげゼンマイを採用。
強度アップと弾力の均一化のために、特殊な技術を用いて2枚を貼り合わせた2層構造のシリコンを使用しています。
また、ひげ持ちにデュラサーモという合金を使うことで、1500ガウスの耐磁性を確保。
この1500ガウスとは、スマートフォンやバッグのマグネットといった身近な磁力の影響を効率的に避けるために導き出された数値です。
むやみにスペック競争をするのではなく、コストと実用性のバランスを考えたユーザー目線で仕様を決定するボーマ&メルシエならではのこだわりが感じられます。
時を刻む歯車の動きはもちろん、全面に施されたうろこ状のペルラージュ装飾の美しい仕上げもディスプレイバックからたっぷりと堪能することができるようになっています。
【ベルトについて】
ベルトはステンレススチール素材のメタルブレスレットで、ケースと一体化するデザインとなっています。
ボーム&メルシエが開発したストラップ機構「Fast Strapインターチェンジャブルシステム」を装備。ラバーストラップからステンレススチール性のブレスレットに数秒で付け替えることが可能です。
ブラック、ブルー、グリーンなど多彩なカラーのラバーストラップが用意されているため、その日の気分や使用するシーン、シチュエーションに合わせて手軽に変化を楽しむことができます。
【防水機能について】
防水性能は水深100m相当の水圧に対応できる10気圧防水)で、シュノーケリングやウォータースポーツ時にも着用可能となっております。
リビエラ・フレンチのコンセプトに相応しい、海辺での使用も想定された仕様となっています。
【まとめ】
今回の ボーム&メルシエ リビエラ ボーマティックの感想ですが、とても素晴らしい時計だと思いました。リビエラの特徴である4本のビスを備えた12角形のベゼルとケース一体型のブレスレットは、今のトレンドにとても合っていると思いました。また、ブルー文字盤のスモークガラスが美しいので眺めているだけも心が踊りますね。デザインだけでなく、自社製ムーブメントを搭載し、120時間パワーリザーブを実現するなど実用的な面でも満足するスペックではないでしょうか。
伝統を受け引き継ぎクラシックな特徴を守りながら、現代的なデザインとカラーリングを取り入れ、コストパフォーマンスが非常に高く感じました。年齢を問わず、ファーストウォッチとしてご検討されている方にもおすすめです。
【ボーム&メルシエ】
1830年、スイスのジュラ地方で創業した「ボーム&メルシエ」は世界的な評価を受けている老舗のウォッチメゾンです。スイスのジュラ地方の自然に囲まれたアトリエとジュネーブの本社から、メゾンは最高品質のタイムピースをお客様にお届けしています。時代のニーズに合わせ、デザインとイノベーションの融合を繰り返しながら、ボーム&メルシエは独自のデザインを追求し、妥協を許すことなく最高品質の時計製造に向き合い続けてきました。それは創業当初から変わることなく今もなお歴史を刻み続けています。
創業者ウィリアム・ボームとポール・メルシエとの出会い以来一貫しており、クラシックとクリエイティビティ、伝統とモダン、エレガンスと個性を融合した、かつてないほどの時計製造を現代版として具現化し追求し続けてまいります。
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