【文字盤】

6時位置のスモールセコンドには船のスクリューを想起させる羽根車が取り付けられています。舟艇に取り付けられた本物のスクリューの動きと機械式時計のメカニズムをリンクさせるため、特殊な設計を施しています。通常、センターセコンドはムーブメント中央部分にあるためエスケープメント横のセコンドホイールに取り付けられます。しかしエスケープメントが11時側にあるため、 デザインを優先するとなると6時側に移動する必要があります。そこで、ガンギ車から動力源をとり新たに6時位置まで輪列を作成しています。スモールセコンドにはスクリューの動きを実現させるため、駆動中に違和感のある動きが起きないようアディショナルセコンドホイールの裏側から微弱な永久磁石で安定させる新技術を搭載させています。これは、時計をどの角度から見ても美しく立体的に魅せる為のこだわりです。

「チャレンジ シーライナー P-S オートマティック」の特徴は、機械式時計にとっての敵であった“磁力”をムーブメント内部に採用し「チャレンジ シーライナー」の世界にも新たな技術革新を追及しています。航海から生まれた美学に着想を得て、透明のダイアルとシースルーバックを採用し、ムーブメントの見事な機構を楽しむことができる視認性の高いデザインに仕上げられています。

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【サファイアクリスタルケース】

ケース素材にサファイアクリスタルを採用し、スペシャルなモデルに仕上がっています。少量生産のため、まるでオーダーメイドの様な希少性を重視する目利きやコレクターの方の心に訴えかけることでしょう。

サファイアクリスタルの素材の特性上、削り出す過程で割れることもあり、とても※歩留まり率が高いです。ガラスではなく、ケースの厚みで不純物がなく作るのはとても難しいです。

※歩留まり（ぶどまり）とは、製造など生産全般において、原料（素材）の投入量から期待される生産量に対して、実際に得られた製品生産数（量）比率のことです。

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