スケルトン仕様の魅力とは?”ベル&ロスのブロンズの輝き:BR01サイバースカルブロンズのユニークな時計体験”
皆さま、こんにちは!渡辺です。
本日は、ベル&ロスのBR 01 CYBER SKULL BRONZEを紹介しようと思います。
Bell&Ross(ベル&ロス)
BR 01 CYBER SKULL BRONZE(BR01サイバースカルブロンズ)
品番:BR01-CSK-BR/SRB
ムーブメント:手巻き(自社製キャリバー BR-CAL.210.)
ケース素材:ポリッシュ/サテン仕上げCuAI7Si2ブロンズ
ベルト:ブラックラバーストラップ
防水:50m防水
サイズ:45mm
その他特徴:機能:時、分。手巻き時のスカルのアニメーション、ケースの厚さ:13.70mm
サファイアクリスタル/CuAI7Si2ブロンズ製ケースバック
文字盤:スケルトン。ローズゴールドプレートのブラス・スカル
スーパールミノバ®をコーティングしたスケルトンゴールドメタルの時針および分針
バックル:ピンバックル。ポリッシュ/サテン仕上げCuAI7Si2ブロンズ
カーフレザーストラップ付属(oomiyaのみ付属します)
oomiya限定38本 [世界限定500本]
※国内ではoomiya 心斎橋店・京都店・仙台店、Bell&Ross 銀座及び心斎橋ブティックのみでの販売となります
価格:¥1,617,000 (税込)
【概要】
こちらのモデルは、世界500本限定のモデルで、日本国内では「ベル&ロス ブティック」と、oomiya心斎橋店・京都店・仙台店 のみで販売されます。経年変化を楽しめるブロンズ製ケースをはじめ、細部までこだわりの詰まった一本をたっぷりとご紹介します。2009年に発表された「BR 01 SKULL」に始まったBell & Rossのスカルコレクションは、名前の通り骸骨、スカルをモチーフにしたデザインが特徴的なシリーズです。スカルは、人間の存在の儚さを象徴するとともに、死を思うことによって毎日を大切に生きようとする、前向きな姿勢の表れでもあります。今回ご紹介するのは、2020年に発売され即完売した限定モデル「BR 01 CYBER SKULL」の後継にあたり、ケース素材をブロンズに一新したバージョンとなります。
スカルシリーズでブロンズ素材が取り入れられたのは2015年の「BR 01 SKULL BRONZE」が最初ですが、今回、CYBER SKULLのウルトラモダンなデザインと融合したことによって、個性際立つタイムピースが生まれました。両面スケルトンの現代的で魅力的なデザインは前作と変わっていませんが、新たな完全自社製ムーブメントの搭載やディテールのアップデートによって、限定モデルに相応しい仕上がりとなっています。
【ケースについて】
ケースサイズは横45mm、縦46.7mmのスクエア型で、厚さは13.7mmです。
前作のシャープなエッジと面取りされた角が印象的なケースデザインはそのままに、ケースとリューズの素材がブラックセラミックからブロンズへと変更されています。
ブロンズは時間の経過とともに進化する生きた素材で、エイジングを楽しめるのも大きな魅力の一つです。
装着する人の肌に触れることで、ひとつずつ異なる風合いへと変化していくため、限定500本の一つひとつが、唯一無二の一本となっていくでしょう。
多数の平面によって構成されたケースは、レーダーに姿が映らないように特殊な形状をしたステルス戦闘機の機体をイメージしています。それだけでなく、日本の伝統文化である折り紙へのオマージュであるとも言われています。
それぞれの平面に、線の方向が異なるサテン仕上げが、ケース側面はポリッシュ仕上げが施され、より立体感が増しています。
ファセットカットを施した八角形のリュ―ズのトップには、ブランドのロゴマークが浮き彫りされています。
風防のサファイアクリスタルで、こちらもケースデザインに合わせた立体感のある形状となっています。45mmという少し大き目なサイズと、ブロンズの重量感で、腕に着用した時の存在感と迫力は唯一無二といえるでしょう。
【文字盤や針について】
両面スケルトンデザインのため、スカル型のムーブメントの、更にその向こう側まで見通すことができます。
ケースと同じく多面的なカッティングによってつくられたブロンズカラーのスカルが、四隅から伸びたボーンによって支えられ、まるでケース内にスカルが浮いているように見えるデザインとなっています。
スカルの素材は、ローズゴールドメッキを施した真鍮製となっています。
ムーブメントはほとんどがスカルの裏に隠れてしまっていますが、スカルの頭頂部や右目、口に開いた穴などから、歯車やテンプなどムーブメントの特徴的なパーツを見ることができます。
12時位置に配されたテンプは、スカルに命が吹き込まれたことを象徴するものです。テンプと重なる位置にBell & Rossのブランド名が記され、スカルの左目部分にはブランドのロゴである&(*アンパサンド)マークが刻まれています。
スカルの目のデザインは、前作ではプレートだったのに対して、大きくデザインが変更された部分です。今回のモデルでは、表と裏の両方から、ムーブメントの動きをより視覚的に楽しむことができるようになりました。文字盤の印象は、ブロンズカラーの12本のインデックスによって、より強調されます。
時針と分針は蛍光塗料のスーパールミノバをコーティングしたゴールドメタル製で、細やかな仕上げが施されています。
【オートマタアニメーションの動き】
こちらのムーブメントには、特定の操作によって文字盤の中の仕掛けが作動する「オートマタアニメーション機構」が備わっています。ムーブメントを手動で巻き上げる際にオートマタが作動する仕掛けとなっており、リューズを回すと、スカルの顎が上下に動き、スカルが不敵な笑みを浮かべます。この”笑うスカル”は、2018年発売の「BR 01 ラフィング スカル」で初めて導入された複雑機構です。オートマタアニメーション機構は、機械式腕時計と同じく、14世紀のヨーロッパで開発されたメカニズムに由来します。 そして今作で使用されているブロンズは、船舶の装備品や潜水具に伝統的に用いられてきた素材です。ヴィンテージ感のあるブロンズとクラシカルな複雑機構の組み合わせは、機械式時計の持つ長い歴史を感じさせてくれます。
【裏蓋・ムーブメントについて】
ケースバックもブロンズ素材で、裏蓋部分には表と同じような丁寧に面取りされた立体的なカットとサテン仕上げが施されています。裏蓋を止める4つのビスも、ブロンズのカラーで統一されています。
サファイアクリスタル越しに、新作 Cyber Skull Bronze のために開発された特別なムーブメント「キャリバー BR-CAL.210」を眺めることができるシースルーバックで、文字盤のインデックスまでもが透けて見えています。
BR-CAL.210は、Bell & Rossの完全自社製の手巻きムーブメントです。パワーリザーブは約50時間となっています。メインプレートとブリッジはスカルに沿った形状で、クロスしたボーンが四隅に伸びています。
自動巻きムーブメントと違ってローターがないため、それぞれの部品に施された仕上げや、歯車が連動して動く様子もたっぷりと楽しむことができますね。
【ベルトについて】
装着されているのは、耐久性と装着感に優れたブラックラバーストラップです。ケースのすぐ下にあたる位置にはブランド名を略した「BR」の文字、上部ベルトの裏にはブランド名が、ラバーを凹ませて模様をつけるデボス加工によって刻まれています。
ピンバックルはケースと同じブロンズ製で、ケースと同じくポリッシュ仕上げとサテン仕上げを組み合わせ、丁寧に仕上げられています。ピンバックルの角にも「BR」の文字が刻まれています。
こちらは、oomiya心斎橋店・京都店・仙台店で販売する場合のみ、交換用のカーフレザーストラップが付属します。
【まとめ】
今回のBell & Ross BR 01 CYBER SKULL BRONZEの感想ですが、これは実際に見てみると、ユニークかつ極めて独自性の高いデザインだと思いました。
見る者に強烈なインパクトを与えるスカルのモチーフは、面で構成されたフェイスの立体感が印象的です。エッジの立った複雑な造形は切削加工によるもので、表面は粒立ったサンドブラスト仕上げでその作り込みにとてもこだわりを感じさせます。
リューズを巻くとスカルの下顎が動くギミックも組み込まれ、口を大きく開けると主ゼンマイを透かした香箱を覗くことができます。裏側から見えるムーブメントも奥行き感があり歯車の動きを隅々まで楽しめるのではないでしょうか。
特に、他にはないデザインが好きな方、経年変化を楽しめるブロンズケースのモデルをお探しの男性には良いパートナーになってくれるはずです。
※金利・手数料0%のoomiyaプレミアムクレジットをご用意しています
※只今、ウェブクレジットにて、無金利ローンでのご購入を可能とした通信販売も承っております。
●Tel: 06-6251-0077
営業時間:11:00〜19:00
水曜定休日
他にも、ベル&ロスを多数店頭にて取り揃えております。
ぜひこの機会に、ベル&ロスのコレクションをご覧ください。ご試着も可能ですので、お気軽にお申し付けください。