今年も出た!超人気ジラール・ペルゴ×アストンマーティンを実機レビュー「ロレアート クロノグラフ アストンマーティン エディション」

いつもオオミヤ仙台店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

今年2月1日から仙台店へ勤務しております、内田と申します。
仙台店ブログをご覧いただいている皆様に少し、自己紹介させてください。
鹿児島出身で、もともと鹿児島店勤務から京都店勤務を経て今回仙台店で皆様の時計選びのお手伝いをさせていただくことになりました!! 東北の温泉地や海産物、地酒など満喫したいなと思ってますので、有力な情報を教えていただけると嬉しいです!(笑)
仙台店へお越しの皆様、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

私の話はさておき、、本題に入ります。
2025年ジラール・ペルゴより一発目の新作はまさかのアストンマーティンコラボモデル!!
ジラール・ペルゴは2021年に初めてグローバルパートナーとしてイギリスの高級車メーカー「アストンマーティン」と連携して、今年で4年目となります。
過去にもアストンマーティンとのコラボレーション限定モデルは発表されていましたが、このタイミングでの発表は…正直いい意味で予想を裏切られました。

オオミヤ仙台店にも早速実機が入荷してきましたので、早速レビューをしていきます。

やっぱり目を惹く!多彩なグリーンダイヤル

まず時計を見て思ったことは、『このダイアル・・・何色!?」でした。
ぱっと見た目は薄いグリーンのように見えるのですが、いろんな角度から文字盤を眺めると、
モスグリーン、グリーン、イエロー、オレンジ、ブラウン・・・!?と時計を動かすごとにコロコロと文字盤のカラーが変化します。
光の当たり具合で変化するので、店内を歩き回るだけでも瞬く間に色合いが七変化する不思議な文字盤です。



アストンマーティンコラボモデルと言えば、『グリーンカラー』が目を惹くデザインが、これまでも登場してきました。
グリーンは英国のスポーツカーの代名詞であり、長年にわたってアストンマーティンを象徴するカラーリングでもあります。

ですが今回、ジラール・ペルゴはアストンマーティンが好む虹色を帯びたグリーンを取り入れて独自のカラーを作り上げました。
これは類まれな技術と数々の専門知識を駆使して製造され、複雑な工程を経て塗布される自動車用の虹色のペイントで仕上げられています。
その製造は簡単ではなく…文字盤を作るだけでも14もの工程が必要となり、その美しい目を惹く色合いは、ペイントをごく薄く15層に塗り重ね、さらに2回加熱処理を施すことで生まれます。
さらに、全体の美観を損なう可能性のある残留粒子を取り除くために長時間のろ過作業が必要となり、自動車分野における基準よりはるかに厳格な基準で製造しています。

実は珍しい!?シースルーバックのケースで登場

ロレアートのクロノグラフは現行モデルだと全て裏蓋はシースルーではないため、一部のお客様からは「裏スケがよかったな…」なんて声を頂くこともありますが、今回のモデルはシースルーバッグに!
絶対必要!ってわけではない仕様ですが、なんとなく嬉しいですよね。
ムーブメントはスイスのラ・ショー・ド・フォンの自社工場で製造され、キャリバーGP03300が搭載されています。
自動巻きローターとブリッジに施されたコート・ド・ジュネーブ装飾や地板ペルラージュ仕上げ、丁寧に施された面取り、鏡面仕上げのネジ、エングレービングされた金箔文字など妥協のない作り込みを覗くことができます。
また、裏蓋のサファイアクリスタルにはアストンマーティンのロゴが刻まれており、特別感のある仕様になっています。

カラーリングだけじゃない!よくよく見ると…

長年にわたり車両の軽量化や強靭さを備えたスポーツカーを生み出してきたアストンマーティンと同じように、今作では軽量で強靭、高剛性なグレード5チタン素材を採用。加えてグレード5チタンは耐食性、非磁性、低アレルギー性といった特性を持つ金属です。
素材だけではありません。
ハイパフォーマンスカーのハンドリングには優れた信頼感、計器類には視認性が必要です。
こちらのアストンマーティン エディションのダイヤルも同様に直感的に読み取れるデザインになっています。
英国車特有のフロントグリルにインスパイアされたスケルトン加工の針が特徴で、インデックスとカウンターにはチタン製のケースに合わせたグレーのPVDコーティングが施されています。
時針と分針は部分的な透かし彫りで、ファセット加工のバトン型の植字インデックス、綺麗な文字盤にある3つのカウンターにはスネイル仕上げが施されています。
センタークロノグラフの秒針の針先がブラックになっているところが、気づく人には気づく個人的にお気に入りポイントです。

パッと見は定番モデルの限定カラー版?と感じる方もいるかと思いますが、見比べるとカラーリングだけでなく、すべての針、インデックスの形どれをとっても、アストンマーティンエディション仕様に一から作り上げられており、非常にコストのかかったモデルだなと感じました。

皆様にも分かりやすいように、比較画像を載せておきます↓
間違い探しのようにどこがどう違うか、見比べてみてくださいね。

左:アストンマーティン エディション   右:ロレアート クロノグラフ Ti49

最後にこの時計の美しさを動画でご覧ください。

ロレアート クロノグラフ アストンマーティン エディション

品番 :81020-21-3398-1CM
価格 :¥3,190,000 (税込)
ムーブメント :自動巻きクロノグラフ(キャリバー GP03300-2451)
ケース素材 :チタン(ポリッシュ/サテン仕上げ)
ベルト :チタン(ポリッシュ/サテン仕上げ)
防水 :100m防水
サイズ :42mm

世界限定188本