本日ご紹介するのはパネライの長い歴史の中で、腕時計製造のスタートになった歴史的なモデル『ラジオミール』です。
軍事用の時計として最初に登場してから80年以上もの年月が経過していますが、クッション型のケースにストラップを繋ぐ細いワイヤーループアタッチメントなどは当時の雰囲気をそのままにしています。
ラジオミール ブラックシール 8デイズ
品番：PAM00609
価格：\737,000（税込）
防水：10気圧防水
ケース：45ｍｍ
今やパネライの時計と言えば多くの方がリューズプロテクターが付いた『ルミノール』をイメージされるでしょうが、ルミノールの原型はこのラジオミールです。ラジオミールをイタリア海軍の要求を満たすために改良を重ねてラジオミール1940→ルミノール1950へと進化していきました。中央から端に向かって緩やかにシェイプする独特の形状はパネライのケースの大きな特徴でもあります。軍用に供給していた頃は耐久性の面から廃止された細いラグも、現代の日常生活では大きな問題に直面することもなく、ケースのフォルムがより一層際立ちます。リューズにはオフィチーネパネライの頭文字『Ｏ』と『Ｐ』の刻印があるのですが、それぞれに矢印がつけられており、アップ（空と）ダウン（海）といった意味があります。搭載するムーブメントはパネライ自社製手巻きムーブメントP.5000。堅牢なつくりとロングパワーリザーブモデルながら抑えられた価格帯が魅力です。
パネライウォッチを所有されていない方はもちろん、既にルミノールなど他のパネライウォッチを所有されている方にも支持されるラジオミール。是非一度店頭にてご覧くださいませ。