IWC メタルブレスレットを備え生まれ変わったポルトギーゼ・ヨットクラブ
IWCの長い歴史の中ではいくつもの名作モデルが誕生していますが、同ブランドを代表するシリーズと言えば『ポルトギーゼ』ではないでしょうか?本日はポルトギーゼシリーズの最新作をご紹介いたします。
IWC 2020年新作モデル ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ
品番:IW390702
価格:¥1,540,000(税込)
防水:6気圧防水
ケース:44.6mm
『ポルトギーゼ』とは、元々はポルトガルの商人たちが航海中に使うマリンクロノメーターに匹敵する精度を備えた時計製作を依頼したことに始まります。初代のポルトギーゼは非常にシンプルで、そのシンプルで優美なデザインを受け継いできたポルトギーゼは常にエレガントなモデルでした。
そして本日ご紹介しているヨットクラブはポルトギーゼシリーズの中でも最もスポーティなモデルです。
1960年代に登場したヨットクラブはその後、時を経て2010年にポルトギーゼシリーズと統合されることになり、ポルトギーゼ・ヨットクラブとなりました。新登場したヨットクラブは他の現行ポルトギーゼには無いメタルブレスレットを備えており、時計の使用頻度が高い方に特にピッタリです。現在ではメタルブレスレット、レザーベルト、ラバーベルト等々、時計のベルトの種類は様々ですが、やはり耐久性の面ではメタルブレスレットに優位性があります。
また、ポルトギーゼ・クロノグラフと比較すると、搭載するムーブメントが違う為、クロノグラフ作動中にリセット→再計測ができるフライバックと呼ばれる機構が備わっていることに加えて、文字盤にもちょっとした違いが。よく見ると12時位置には2重の目盛りと2本の針が備わっています。(1番長いクロノグラフ秒針も含めると3本)
上の長い針が外側の目盛りを使用し60分を測る一方、下の短い針は内側の12時間を測る目盛りに対応しています。1本の軸に別々のスピードで動く針が備わっており、技術的には高いものが求められます。
クロノグラフモデルと言えば、IWCに限らずサブダイヤルが3つある3カウンターが最もポピュラーといって過言ではないと思いますが、文字盤に3つのサブダイヤル(秒針・30分or60分カウンター・12時間カウンター)とブランドロゴなどを備えると窮屈な印象に見えることもあります。
このうちの2つを1つのカウンターに統合することにより文字盤はスッキリとした印象に。メタルブレスレットとケースは艶消しと艶あり仕上げを使い分けることによりスポーティながらも高級感がありエレガントな雰囲気に。
迫力あるケースサイズも手伝ってインパクトのあるポルトギーゼ。是非店頭にてご覧くださいませ。