定期オーバーホール~IWC編~

ポルトギーゼを中心に6つのコレクションで構成されるIWC。
落ち着いたデザインと高級感を併せ持ち、現行コレクションでは電池を動力源とするクォーツをラインナップせず、機械式時計のみといった拘りのあるブランドです。
近年は自社ムーブメント(時計内部の機械)の拡張で、ますます勢いを増しております。

定期オーバーホール~IWC編~ - メンテナンス

IWCが支持される理由の1つにアフターサービスがございます。
時計は細かなパーツが精密に組み込まれており、また潤滑油が使用されているので、定期的なメンテナンスを怠れば、様々な動作不良を引き起こします。
その為、使用方法や仕様頻度にもよりますが、3~5年に1度のオーバーホール(分解掃除)を推奨しております。
多くのブランドは生産終了後のパーツ保有期間を設けており、いずれは修理不可能になってしまいます。
IWCのアフターサービスの素晴らしいところは、パーツ保有期間を設けず、永久修理を謳っているいるところにございます。
製造された全ての時計が台帳に記録され、ブランド創業期から現行モデルに至るまで、使用された数百万個に上るパーツが理想的なコンディションで保管されています。

定期オーバーホール~IWC編~ - メンテナンス

アンティークウォッチの場合は数ヶ月の修理期間を要する場合がございますが、どれだけ古いモデルであっても修理対応してくれるので、一生物として、また代々受け継いでいく時計としてIWCの時計はお選びいただけます。
オーバーホールの作業内容は内外装を1つ1つのパーツに分解し、金属粉や汚れや古くなった油を洗浄し除去します。その後、注油しながら再度組み立てなおします。もちろん傷んでしまっているパーツは交換します。
IWCのオーバーホールには外装の研磨も基本料金に含まれており、内外装ともに美しい状態で戻ってきます。
※セラミックなど素材によって研磨不可となります。
自然故障に対して2年間のメーカー保証があるのもユーザーには嬉しいところです。

定期オーバーホール~IWC編~ - メンテナンス 最後に2020年9月現在のIWCのオーバーホール基本料金を一部ご案内いたします。
シンプルな自動巻きが¥56,100(メタルブレスレットの場合¥64,900)
クロノグラフウォッチが¥68,200(メタルブレスレットの場合¥77,000)
自社ムーブメントは¥79,200~となります。
※価格はいずれも税込となります。
永く付き合えるデザインとムーブメントを持つIWC…メンテナンスをしながら大切にご愛用ください。
弊社ではIWCのメンテナンスを承っております。お持ちの時計の不具合は是非ご相談くださいませ。