正規店と並行輸入店の違いは?その後のメンテナンスはどうなるの?
時計を購入する際、『どのお店で購入すれば良いのか?』というところから考えるのではないでしょうか。
まず時計店は【正規店】と【並行輸入店】に大別され、海外ブランドの時計の場合は商品の輸入ルートが異なります。
正規店は海外のブランドが正式に輸入代理店契約した企業や、直接日本に設立した日本法人が供給した商品を取り扱います。
並行店は正規のルートを通さずに、海外の中間卸商や小売店から日本国内の卸商や時計店のバイヤーが買い付けるなど様々な経路で日本に輸入されます。
それぞれメリットがあり、正規店は模倣品が紛れることがないので、安心して時計を購入できることが最大のメリットになります。
並行店は同じ時計であっても正規店よりも安く購入できる場合も多く、また正規店ではなかなか出会えないモデルや日本未入荷品といったレアな時計と出会えることもあります。
アフターサービスにも違いがあり、正規店の場合は各ブランドが定めた保証期間があり、内装の自然故障はその期間内であればブランドのサービスセンターにて無償で修理してくれます。
並行店はブランドの保証が付く場合もあれば、その店独自の保証であったり、自社工房で修理する店、修理業者に依頼する店など、こちらも様々です。
ブランドによっては正規品かどうかでオーバーホールやメンテナンスサービスの料金に違いがあるブランドもあります。
oomiya和歌山本店で取り扱っているブランドでは、ウブロやブライトリング、タグ・ホイヤー、ゼニス、エドックスには細かい違いはありますが、並行品の場合は割増料金になります。
ブライトリングは正規の料金に対して2倍、タグ・ホイヤーとゼニスとエドックスは5割増し、ウブロも約5割増しになります。
高級な時計ほど永く付き合うことができるので、その維持費も気になるところだと思います。
ご購入いただいた時計はもちろん、他店様で購入された時計のメンテナンスも承っておりますので、ご愛用されている時計の不具合や定期的なオーバーホールなど、ぜひご相談ください。