シャネルJ12と言えばセラミックのパイオニア!そのメリットとは?
世界中の多くの人から高い支持を得ているシャネルのアイコンウォッチ「J12」
2000年に誕生して今年で21年目。2019年に全体の約80%を仕様変更し、より現代風のスペックとシャネル独自のこだわりが詰まった今のJ12は多くの人から愛され続けています。
美しいセラミックを時計全体に使用しているJ12にはアイコニックなデザインとは裏腹に多くのメリットがございます。
では、セラミックを時計に使用するメリットとは?
硬いという事が一番の特徴で、一般的なステンレスの3倍以上の硬度があり、非常に傷に強いということは知られています。原料にもよりますが、一般的なセラミックでは、硬さの単位を表すヴィッカースが1000~1200HV。ステンレスでは約200HV。サファイアガラスが1800HVとなりますので、非常に硬度な素材ということです。ステンレスに比べ軽量で、抗アレルギー。非金属のため、熱さや冷たさを感じることが少なく、体温に馴染みやすく紫外線による変色や磁気の影響もなく、メリットは非常に大きい素材です。
しかし、メリットばかりではないのも事実です。どの素材でもメリット、デメリットはあるもの。セラミックの場合、一般的にステンレス素材よりも価格は高めで、靭性や粘性は金属よりも劣りますので、脆性破壊(割れる)が起こりやすい素材です。そのため強い衝撃により、欠けや割れたりすることがあります。また、後加工が困難で、ステンレスのように磨きや再仕上などができません。
シャネルのセラミックは色に合わせて粉末と顔料を選択、深みのあるブラックの色合いと混じりけのないピュアなホワイトの色合いをセラミックで表現し、原料を高圧で金型に注入します。この作業によって素材が再構築、統合され複数の部品にも対応できるようになります。68℃~約2700℃の温度領域で焼結工程を行うことでセラミックの耐性を高めます。
シャネルのセラミックを言えば、キレイな艶感が持ち味です。この艶感を出すためにダイヤモンドパウダーにより、セラミックリンクを研削します。研磨剤でセラミック表面のポリッシュ仕上げを行うことでなめらかな光輝く仕上がりとなります。セラミックを使用するにあたってのメリットを最後にざっくりご紹介します。
・傷、汚れ、腐食、紫外線に対して高耐性のため、耐久性に優れています。
・非常に深いブラックとピュアなホワイトの色味を表現する、強い色彩を誇ります。
・軽量(ステンレススティールよりも20%軽い)かつ、ウォッチに触れる部分の肌の温度を保持。快適な着け心地を表現。
oomiya和歌山本店は南大阪、和歌山エリアではシャネルウォッチの唯一の正規取扱店です。
皆様の時計選びを全力でサポートします。
是非、oomiya和歌山本店にご来店下さいませ。