時計についた傷は消せる?ポリッシャーってご存知ですか?
時間を確認するための道具である腕時計。
着用していると気が付かない間に傷はついてしまうものです。
しかしながら、大切に使っている時計に大きな傷がついた時は悲しい気分になってしまいますよね…
ご存知ですか?時計の傷って消したり、目立たなくすることができるんですよ!
(※ブランドやケース・ブレスレットの素材、時計のコンディションにもよります。)
アフターサービスの技術者は、時計内部のムーブメントを直す技術者だけでなく、外装に関するスペシャリストもいらっしゃいます。
ブライトリングの【ポリッシャー】の作業風景になります。
時計の外装の傷を消したり、目立ちにくくする作業を生業としている技術者は【ポリッシャー】と呼ばれ、ハンドルーターやバフモーターというマシンを使い、時計についた傷を目立たなくしていきます。
ポリッシュをする場所によりバフや研磨剤の種類を変え、マシンと手作業を交えながら作業が行われます。
注意点はフォルムを維持することだそうです。どの程度まで磨けるのか?フォルムに影響が出ないのか?これは経験を積むことにより徐々に理解できるようになるそうです。
ブライトリングでは1本の時計に対して平均2時間掛けて、丁寧に注意を払いながらポリッシュが行われます。
画像は2013年ご購入のR・H様のナビタイマー B01 クロノグラフ 43mm。
写真撮影にご協力いただき、誠にありがとうございます。
リューズの調子が悪くなってきたので、オーバーホールを承りました。
ブライトリングではオーバーホール基本料金に外装のポリッシングが含まれます。
(ポリッシング不可のモデルやポリッシング不要の場合、レザーやラバーベルトの付いた時計であれば、割引料金になります。)
R・H様の時計は使用傷は多かったのですが、大きな凹みなどはなかったので、非常に綺麗になって戻ってきて、『新品みたい』と大変喜んでくださいました。
またメタルブレスレットとレザーベルトをお預りしたので、ブレスレットはもちろん、レザーベルトのバックルも綺麗になって戻ってきました。
時計を購入した時の新鮮な気持ちを思い起こさせてくれるポリッシャーの技術…オーバーホールの際はご一緒にポリッシングも如何でしょうか?