時計のオーバーホールは、外装部品・内装部品の破損や摩耗を確認しながら分解し、劣化した潤滑油や金属粉を洗浄により除去します。その後、注油しながら組み立て直し、調整をすることにより、長期的によい状態を維持することを目的としております。
時計のオーバーホールは３～4年が目安となります。
ムーブメントは多くの部品で構成されており、運動量が多い部品は摩耗を防ぐため、潤滑油が必要になります。
部品や潤滑油が劣化すると故障の原因となり、精度や巻き上げの悪化などを引き起こします。
長年オーバーホールをしていないお客様の時計を拝見させていただくと、テンプの動きが悪く、大幅に遅れるということが多いです。
またクオーツの時計も、「電池交換しても動かない」「電池の寿命が短くなった」という不具合が起きるため、オーバーホールが必要です。
スタッフ私物の時計です。ムーブメントに汚れがあり、精度も日差20秒以上…そろそろオーバーホールを検討せねばなりません。
前回のメンテナンスよりパッキンの交換も行っていないため、防水性も気になりますね。定期的にオーバーホールを行うことで、時計は末永くご愛用いただけます。
当社では取扱いブランドのオーバーホールのご用命を承っております。ぜひご相談くださいませ。
※ブランドやモデルにより、お客様のご希望に添えない場合もございます。悪しからずご容赦ください。