新しい歩度測定器が到着しました!
歩度測定器とは時計のテンプの振り石の音とアンクルの爪石の音をマイクでキャッチし、マイク付きのスタンドに置いた時計の1日当りの歩度(進み・遅れの度合い)を測定する機器です。
この度、oomiya和歌山本店ではスイス・ウィッチ(witschi)社の歩度測定器ウオッチエキスパートⅣを導入しました。
多くの時計ブランドでも採用されている高い信頼性を誇る歩度測定器で、機械式時計の日差やテンプの片振り、振り角などの計測が出来ます。
左上が日差で中央が片振り、右が振り角になります。
片振りの値(ms)が大きい状態だと、テンプの振りの左右のバランスが悪く、テンプに伝わるエネルギーのロスが大きくなり、パワーリザーブ不良などを引き起こすことがあります。
振り角とは天輪の振れる角度で、この値が低いと精度の誤差に影響を及ぼします。
入荷したばかりの時計の点検を行っております。
当社では入荷してきた時計に対し、お客様に安心してお買い求めいただけるよう、外装の点検以外にも、機械式時計の機能点検も行っております。
また当社でお買い求めいただいた機械式時計に関しましては、アフターサービスの一環として無料で精度点検も行っております。
精度が気になった際はメンテナンスアドバイスもさせていただきますので、お申し付けください。