10DAYS!パネライイチのロングパワーリザーブを誇るPAM00986
2020年も残すところ、あと1か月となりましたね。
この時期になると今年は雪が降るのかな?と思う今日この頃です。
今年は暖冬?個人的にはコートなどアウターを着ることが少なくなってきたように感じます。
ダウンが欲しいのですが、そういう状況の中ではたして着ることがあるのかどうか…悩みます。
本日紹介するのは、悩む必要がないアイテムです。
それは、腕時計です。
腕時計は季節に関係なく、
仕事でもプライベートでも、
車のように買い替え前提ではなく、ずっと使えるからこそより良いものを。
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モデル:ルミノール GMT 10デイズ
品番:PAM00986
ケース径:44mm
動力:自動巻き 自社ムーブメントP.2003
防水:100m
価格:1,749,000円(税込)
PAM00986は、パネライの中でも多機能なモデルとなります。
まずは、9時位置に表示されているのはスモールセコンド(秒針)と24時間表示(am/pm)となり、午前午後の判別が容易となっています。また時刻調整をする際にリューズを引けば秒針が0に戻るゼロリセット機能付きとなっています。
さらに、第二時間を示すGMT機能(矢印の針)付きでお好きな時間に設定してみたり、9時位置の24時間表示とは別にGMT針を24時間表示として使う更に24時間の判別が容易となります。
そして、6時位置に水平式のパワーリザーブ表示がありますが、当店のパネライを含め他ブランドのラインナップを見てもガソリンメーターのような扇型の表示が圧倒的に多いのに対して、PAM00986は水平表示となっています。扇型は機械の構造上1つの歯車を回すことができれば文字盤側に表示できるので、スペースをとることなく加えることができるのですが、水平表示はより多くの部品とスペースが必要なことから珍しい表示方法となります。その代わり表示サイズが大きくてとても見やすくなっているのと、その珍しさから遊び心と特別感を得られると思います。
しかもパワーリザーブ10日間という驚異的な長さから、一週間に数回しか使わない方でも、使い始めだけ巻き上げれば自動巻きなのでその後は巻くことは殆どないのではないでしょうか?
パネライの特徴の一つといえば、サンドイッチ文字盤です。
元々イタリア海軍用の軍事時計として納入していたパネライは、リクエストであったシンプルで見やすくて丈夫という時計作りを行っていました。ケースサイズやインデックスを大きくすることで見やすさは向上していますが、さらにパネライが考えてできたのがサンドイッチ文字盤です。海軍が任務遂行にあたり暗闇でも発光してくれる夜光塗料の劣化を抑える為にできた文字盤で、見やすさはもちろんのこと奥行きがあるデザイン性も高くパネライならサンドイッチ文字盤という声は多いです。
もう一つパネライの特徴のもう一つは、クッションケースです。
ルミノール1950として知られているケースのことで、座布団のようにクッション型のケースデザインであることからクッションケースと呼ばれています。
パネライのケースは多くの高級時計に使用されている316Lステンレススチールを使い、その塊に何回もの圧力をかけて仕上げる鍛造で作られています。
鍛造で作ることでその密度が高いことから、ずっしりとした重量感があり丈夫に仕上がっています。ケースサイズも大きいモデルが多く重いと感じる方もいるかもしれません。それほど丹念に作り上げたケースとなってます。それを最終的にケースの形にしていくのですが、ケースが硬いので削るのが難しい上にクッションのように曲線に削るのが更に難しく職人泣かせのケースのようです。
しかし、時間をかけて作り上げたケースは唯一無二でとても綺麗で、周りの人と違う自分だけの時計となることは間違いないでしょう。
替えベルトが豊富なパネライは、殆どのモデルがご自身でベルトを付け替えることができます。
ベルト接続部のラグの裏側と側面にそれぞれくぼみがございます。
付属の工具(ピン)で裏側のくぼみを押しながら側面のくぼみを押すとベルトを固定してるピンが出てくるので抜けばベルトが取れる仕組みになっています。
付ける時はその逆の工程をするだけなので、その日の服装や気分によってベルトを付け替えができるのでパネライを着けることを楽しんで頂けると思います。
シースルーバックからは、パネライが自社工房で設計から製造までを手掛けた最初の自動巻きムーブメントP.2003キャリバーを覗くことができます。
年間生産本数が500本とパネライの中でも少ない本数となっていますので、必然的に1店舗当たりが扱える本数に限りがございます。
黒や白など定番の色の時計を持っている方やプライベートで楽しみたい方、是非店頭にてご試着下さいませ。