黒VS白ではなく、黒&白を実現!?シャネル希少モデル「J12 パラドックス」
J12が誕生してから20年後、ブラックとホワイトのJ12が再会。その出会いはまさに予想外の再開でした。
心地よい奇抜さとブラックとホワイトがひとつの時計の中に同居しています。J12といえば、ブラックかホワイト。ですよね!(笑)
それがブラックとホワイト。なんです。(笑)
想像を超える発表でした。工程技術が非常に高く、大量生産が難しいパラドックスは希少性が高く、入荷本数も少ないため店頭でもなかなかお目にかかることが少ないのです。
ガブリエル シャネルの言葉で”黒という色にはすべての要素が含まれていると言ったの。白も同じ。この2つの色には絶対的な美しさがある。完璧な組み合わせなの。”パラドックスの定義とは、矛盾する要素の組み合わせ。シャネルの歴史的遺産はパラドックスに満ちています。J12パラドックスは美しさを際立てるために白と黒を対比させることをモットーとしたマドモアゼルに敬意を表しています。
伝統的な時計のデザインに対抗し、対称性(シンメトリー)ではなく非対称性(アシンメトリー)なデザインを提案。切断され組み合わさったブラックとホワイトが大胆に融合、色の非対称性によって表現されるグラフィカルなデザインのJ12パラドックス。シャネルだからこその創造性とシャネルだからこその技術の証明ともいえます。ブラックとホワイト、まさに歪像(特定の視点から見ると正常な形が見えるようになる歪められた投影手法)ともいえる。正面から見ると、ブラックとホワイトが完全に分離して見えますが、側面から見ると、正面からの姿を完璧に見せるための工夫に気づいてもらえると思います。
ムーブメントはシャネル自社製の「キャリバー12.1」を搭載。C.O.S.C認定のムーブメントは精度もよく機械式時計特有の日付早送り禁止時間帯も無く、時計を愛用していくうえでも使い勝手の良いスペックとなってます。
みんなが持ってるJ12とは違ったJ12が良い、ちょっと変わった時計が欲しい、斬新で奇抜さがある時計が欲しい、お洒落なウォッチをお探しの方にはピッタリなモデルだと思います。店頭への入荷は希少性が高く大量生産が難しいため入荷が少ないのは事実ですが、ご注文は承っていますので気になる方は店頭スタッフまでお問い合わせください。