フランク・ミュラーのメンテナンス…時計以外に何が必要?
ジュネーブ時計学校にて3年以内に履修する単位をたった1年間で取得し、多くの有名ウォッチメーカーからオファーがあったにも関わらず、主席で卒業後は独立時計師の道を選んだフランク・ミュラー。
アンティークウォッチの修復や時計愛好家によるオーダーメイドの時計製作を手掛けた後、1992年に自身の名を冠したブランドを設立しました。
誕生からわずか30年で老舗時計ブランドに肩を並べるほどの人気を獲得した理由はどこにあるのか?
トゥールビヨンを中心に数多く手掛けてきた複雑機構、ヴェガスやクレイジーアワーズに代表される遊び心、美しい3次元曲線を描き、また優れた装着感を誇るケース、独創的なビザン数字など…その魅力は枚挙に遑がありません。
そんなフランク・ミュラーですが、ご購入後のメンテナンスについては注意が必要です。
全ての時計に共通して言えることですが、時計には4〜5年毎に定期的なメンテナンスが必要になります。
2022年5月時点でのメンテナンス料金を一部ご紹介します。
ロングアイランド
902QZ 5N
電池交換¥7,700(税込)
オーバーホール¥46,200(税込)
カサブランカ ルナ
5850CL
オーバーホール¥85,800(税込)
ヴァンガード クロノグラフ
V45CCDTJ ACNR
オーバーホール¥105,600(税込)
フランク・ミュラーは独立系である為に人員や、多品種少量生産の為に部品に限りがあり、その理由から国内正規品以外は正規のメンテナンスを受け付けておりません。
また他社正規販売店でご購入された時計をお持ち込みの際は、保証書のご提示がなければ、メンテナンスのご対応やベルトのご販売を致しかねますので、ご注意ください。