育てる時計?IWCのビッグパイロット(IW329702)
ブログをご覧の皆様、こんにちは。
明日から5月ですね。
4月から新生活がスタートした方はあっという間の1カ月だったのではないでしょうか?
さて、本日ご紹介いたしますのはIWCのビッグ・パイロット・ウォッチ43 スピットファイア
IWCのパイロットウォッチコレクションには「ビッグ・パイロット」や「クロノグラフ」などのラインナップがありますが、その中に「スピットファイア」があります。
IWCファンの方ならブロンズケースとミリタリーグリーンの組み合わせでスピットファイアのシリーズという事がお分かりだと思いますが、そもそも「スピットファイア」とは何なのでしょうか?
スピットファイアとは?
スピットファイアとは、楕円形の翼が特徴的なイギリス製の戦闘機の事で、第二次世界大戦で活躍した名戦闘機です。
IWCは1940年代にイギリス政府から要請を受け空軍のための時計を開発、納入していましたが十数年後に民間用として市販されることになり、そこからIWCのパイロットウォッチは人気が広まっていきました。
2000年に初めてリリースされた「スピットファイア」は本数限定でしたが、2003年には定番モデルとして発売されました。
ちなみにチタン製の裏蓋には、スピットファイアのエングレービングが施されておりどんな機体だったかが想像できますね。
経年変化を楽しめるブロンズケース
ブロンズをケースに採用した時計は、ここ数年で新作として発表される事も多く、目にする機会も増えたのではないでしょうか?
他の素材ではなかなか出せない色味で存在感を放つブロンズは、劣化しにくい素材はありますが空気に触れていると酸化しどんどん緑青色に経年変化を楽しめます。
デニムやレザーも経年変化を楽しめるアイテムですが、ブロンズもお使いになられる方の使い方やライフスタイルによって様々な変化を見せてくれるので”自分だけの1本”に育ててくださいね。
※ただ1つだけ注意点があり、白シャツの袖には色移りしてしまう可能性があるのでご注意を!
ビッグ・パイロット・ウォッチの特徴
ビッグ・パイロット・ウォッチにはいくつか特徴がありますが、一番の特徴はなんといってもリューズですね。
大きな円錐型のリューズは、1940年代の飛行監視要員用時計にインスピレーションを得たもので、「ダイヤモンド型」や「玉ねぎ型」などと表現されますが、発売された当時は暖房設備のないコックピットで雨風に耐えなければならなく綿が入った飛行服や分厚いグローブをつけて操作していましたのでそんな時でも操作しやすいようにとデザインされたのがこの円錐型のリューズなのです。
元々の由来はそうですが、パイロットでなくても手の大きい男性の方や細かい操作が苦手な方にはとっても使いやすいのが良いですね!
視認性の高さ
パイロットウォッチは操縦しているときでも瞬時に時間を確認できる高い視認性も必須になります。
コックピットの計器を想起させるデザインは視認性も重視されており、12時位置の▲マーク、インデックスのアラビア数字、太い針はどんな状況下であろうと瞬時に時間を判断できます。
真っ暗なところではこのように光ってくれます↓
自身で簡単にベルト交換ができる「EasX-CHANGE」システム
ベルトの裏側をみると時計側の方にIWCのマークがあり、その部分をプッシュしながら角度を変えてあげると簡単にベルトを外すことができるようになっています。
時計側だけでなく、バックル側もご自身で着け外しができますので、色違いや素材違いのベルトを追加で買い足していただければお出掛けする前などでも服装や気分に合わせてベルト交換ができちゃいます。不器用な私でもなれれば5分かからず交換ができましたので不器用な方でもご安心ください♬
着用してみた
スペック
IWC
ビッグ・パイロット・ウォッチ43 スピットファイア
品番:IW329702
価格:¥1,369,500 (税込)
ケース径:43㎜
防水:10気圧防水
パワーリザーブ:60時間