2015年12月10日

カルティエロトンドドゥカルティエミステリアスアワー W2020018

5274 PV約2分

機械式時計の世界で、「複雑機構」と呼ばれる機構がいくつか有ります。
トゥールビヨン・リピーター・永久カレンダー・ラトラパンテ等・・・さまざまなブランドが技術を駆使して製作する複雑時計は本当に美しく、世界中の時計愛好家を魅了します。

写真のモデルはIWC ポルトギーゼ・アニュアルカレンダー。1年に1度だけカレンダーを修正するだけで良い、実用的な複雑時計です。

しかし、本日ご紹介するカルティエの「ロトンド・ミステリアスアワー」は、他の複雑機構とは違い「カルティエ独自の複雑機構」のため他社には存在しないモデルとなります。
約100年もの歴史を持つカルティエの名作置時計「ミステリークロック」をルーツに持つこの時計は、ダイヤル9時側に取り付けられた時・分針が、まるで宙に浮いているような設計になっているのが最大の特徴です。