150 年以上の歴史を持つスイスの時計メーカー「ゼニス」から2017年新作「デファイ エル・プリメロ 21」が発表されました。注目すべきは進化を遂げたクロノグラフ機構。動力源となるゼンマイはツインバレルを搭載し、それぞれ8時位置と10時位置に二つの脱進機が独立して配置されています。クロノグラフ計測のためのセンター針が1/100 秒という高速で動く様子は必見です。(動画をご覧ください)
ケースは軽く強度に優れたセラミナイズドアルミニウムを採用。セラミックの硬く、軽く、傷がつきにくい特徴をそのままに、セラミックとアルミニウムを分子化&融合させさらに硬度アップし抜群の耐久性を誇るのがセラミナイズドアルミニウムです。また、ムーブメントには磁気と温度変化に強い特許取得済みの新しい素材、「カーボン・マトリックス カーボン ナノチューブ」が採用されています。これは自動車や航空機産業にも採用されているハイテク素材で、ひげゼンマイの帯磁性能と温度変化に対して大幅に強化されているようです。
LVMH グループのエンジニアにより開発された新しいヒゲゼンマイは、世界初となる特許取得済みのテクノロジーに由来しています。グラフェン マトリックスが付いたこのヒゲゼンマイの優れた物理的および機械的特性により、ヒゲゼンマイは温度やよく知られている 15,000 ガウスの基準をはるかに上回る磁気の影響を受けにくくなっており、あらゆる使用状況下で比類のない精度を保証してくれるでしょう。
ゼニス2017年新作
モデル名:デファイ エル・プリメロ 21
品番:24.9000.9004/78.R582
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(エル・プリメロ 9004)
1/100 秒クロノグラフ
ケース素材:セラミナイズドアルミニウム
ケース径:44mm
防水:10気圧
予価¥1,250,000(税抜)
2017年9月発売予定