2020年4月14日、ロレックス、パテック フィリップ、シャネル、ショパール、チューダーの５ブランドがバーゼルワールドからの撤退・離脱を表明し、FHH（高級時計財団）とジュネーブで新たに時計見本市を開催することになりました。

この新しいフェアは2021年4月上旬の「Watches＆Wonders」（旧SIHH）にあわせてジュネーブ・パレクスポの会場内で同時開催されるとのこと。

2020年2月に離脱を発表していたブルガリに加え、新たに2020年4月17日、LVMHグループに所属するタグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニスがバーゼルワールドからの撤退を発表。先述したロレックスなど5ブランドのバーゼルワールド撤退を理由に上げ、LVMHはそれに続いた形となりました。

高級腕時計の新作発表と言えば「バーゼルワールド」という図式が大きく崩れることになった今、その中心はジュネーブで開催される「WATCHES & WONDERS」に合わせて各社で新作発表の機会を設けるものと思われます。