リトル・ランゲ1・ムーンフェイズ
〜 澄みわたる星空のように 〜
2021年A.ランゲ&ゾーネは、ウォッチ&ワンダーズ2021にてリトル・ランゲ1・ムーンフェイズを発表しました。
リトル・ランゲ1・ムーンフェイズのホワイトゴールドケースに包まれたダークブルーのダイヤルには、まるで幾千もの小さな星が輝いているようです。
この星空は、ダイヤル表面に銅の粒子が煌めくダークブ ルーのゴールドストーンを重ねたものです。ホワイトゴールドの月が、ランゲ独自のアウトサイズデイト の下側で満ち欠けを正確に描きます。今回登場するリトル・ランゲ1・ムーンフェイズのホワイトゴールド モデルには、魅惑的なダイヤルを取り囲むフレームのように、ベゼルに56個のブリリアントカットダイヤ モンドをセッティングしたバリエーションも用意しました。ダークブルーのゴールドストーンダイヤルを収めたリトル・ランゲ 1・ムーンムーンフェイズ
今回リトル・ランゲ 1・ムーンフェイズに加わったホワイトゴールドモデルのモチーフは、明るい光が降り 注ぐ魅惑の月夜です。チラチラと光を放つダークブルーのゴールドストーンで表面を覆ったシルバー無 垢製ダイヤルが視線を引き付けます。銅の粒子の輝くダイヤルは、星空を想起させます。3、6、9 およ び 12 時を示すローマ数字とその間に配置された星形の時インデックスは、針と同じように、ロディウム 仕上げのゴールド製です。ダイヤルの深く濃い色調は、アウトサイズデイトと 628 個の星が散りばめら れたホワイトゴールド製ムーンディスクに自然に反映されます。ラメ光沢入りのダークブルーのレザー ベルトにホワイトゴールド無垢製バックルを添え、優美な外観にまとめあげました。もう一つのバリエー ションでは、直径 36.8 ミリのホワイトゴールド製ケースのベゼルに 56 個のブリリアントカットダイヤモン ドをセッティングしています。
リトル・ランゲ 1・ムーンフェイズは、1 本の腕時計に精巧さと気品漂う外観を両立できることを示すべく、 緻密な計算に基づいて設計されたムーンフェイズ表示を搭載しています。それは、時計が休みなく動き 続けたとすれば、朔望月の誤差が積算されて表示との誤差が 1 日分に達するのに 122.6 年かかると いう精度の高さです。現実の世界では、長期間時計を巻き上げなかったために修正が必要になるのが 通常です。ただし、そのような場合でも、7 時と 8 時の間にある調整プッシャーを操作すれば簡単に素 早くムーンフェイズ表示を修正できます。10 時と 11 時の間にある埋込み式調整プッシャーを押せば、 アウトサイズデイトを 1 日ずつ進めることができます。
ランゲ自社製キャリバーL121.2
リトル・ランゲ1・ムーンフェイズはオフセンターのダイヤルデザイン、アウトサイズデイト、パワーリザー ブ表示、3日分のパワーリザーブを蓄えるツインバレルを搭載し、技術面でもドイツのザクセン随一の 伝統を誇るマニュファクチュールを代表するモデルであるランゲ1と肩を並べます。サファイアクリスタル のシースルーバックからは、グラスヒュッテストライプ加工を施した洋銀製4分の3プレート、ハンドエング レービング入りテンプ受け、青焼きによりコーンフラワーブルーと呼ばれる青色の輝きを放つスチール製ビスで留めたゴールドシャトンを見ることができます。これらは、細部の細部まで手作業で仕上げ加 工を施し、二度組方式で時計を完成させるA.ランゲ&ゾーネに代々伝わる時計技法の証しであり、まる で宝石のような美しさで時計の芸術性を高めています。
↑A.ランゲ&ゾーネ 2021年新作
リトル・ランゲ1・ムーンフェイズ
品番:182.086
ムーブメント:手巻き ランゲ自社製キャリバーL121.2 72時間パワーリザーブ
ケース素材:18Kホワイトゴールド
ケース径:36.8mm
予価:5,357,000円(税込)
発売時期:未定
↑A.ランゲ&ゾーネ 2021年新作
リトル・ランゲ1・ムーンフェイズ
品番:182.886
ムーブメント:手巻き ランゲ自社製キャリバーL121.2 72時間パワーリザーブ
ケース素材:18Kホワイトゴールド
※ベゼルにブリリアンカットダイヤモンド56石をセッティング、トップウェッセルトンVVS約1.2カラット
ケース径:36.8mm
予価:6,743,000円(税込)
発売時期:未定
A.ランゲ&ゾーネについて
ドレスデン出身の時計師フェルディナント・アドルフ・ランゲは、1845 年に時計工房を設立し、ザクセン高級時計産業の礎を築き ました。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクターたちの垂涎の的となっています。第二次世界大 戦後、東ドイツ政府により A.ランゲ&ゾーネは国有化され、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。 しかし 1990 年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまた はプラチナのケースを使った腕時計を中心に、毎年数千本のみ製作されています。A.ランゲ&ゾーネの時計には必ず、自主開発 され、手作業で入念な装飾と組み立てを行ったムーブメントが搭載されています。1990 年以降に開発された自社製キャリバーは67 個を数え、A.ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しました。その代表作には、一般モデルとして初めてアウトサイ ズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ 1 や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。ま れに見る複雑機構を搭載するツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、トリプルスプリット、そして 2013 年に発表された 6 本限定のブ ランド史上最も複雑なモデル、グランド・コンプリケーションは、受け継がれてきた時計作りの技をさらに高めようとする A.ランゲ&ゾーネの真摯な姿勢を体現した時計です。2019 年には軽快さとエレガンスが共存するオデュッセウスを発表し、A.ランゲ&ゾー ネの歴史に新しい章を開きました。