H.モーザーより、2023年の新作モデルが発表されました。
昨年、生産終了が発表された「ストリームライナー・センターセコンド」に新しい文字盤が加わります。
モーザー愛好家から「グリーンドラゴン」の愛称で呼ばれているストリームライナー・センターセコンド マトリックスグリーンに続き、新色の「スモークサーモン」が登場します。
コレクションの本質に忠実にクラシックなエレガンスとヴィンテージ感を漂わせ、完璧にバランスの取れた美しさを持つ3針モデルです。
こちらは、1年間のみ限定生産となるスペシャルエディションになります。(限定本数はなし)
ストリームライナー・センターセコンドは、12気圧防水の40.0㎜のクッション型スチルケースモデルで、1920年代から1930年代にかけて活躍した初の高速列車を思わせる美しい曲線を特徴としており、名前もそれに由来します。
人間工学に基づいたデザインで、ケースにはラグがなくステンレススチール製ブレスレットと完全に一体化しています。
モーザーんケースならではの伝統的な形状にならい、ミドルケース部分はくぼみ、側面にはサテン仕上げ、ケース表面にはブラシ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されています。
トップ部分はわずかにドーム型になったサファイアガラスで覆われ、裏側も同じようにシースルーケースバックになっています。
一体型ステンレススチール製ブレスレットの曲線は、そのまま手首のラインに沿うように優雅なアーチを描いています。
非常に複雑な構造のこのブレスレットは、有機的形態に基づくきわめて滑らかなラインを備えます。
すべてのリンクは、可動するように連結され、縦方向のブラシ仕上げにポリッシュ仕上げの表面を組み合わせた穏やかな波の形をしています。
真の技術的な偉業といえるブレスレットは、洗練された巧みな技術の賜物でありながら、全体的にしっくりと馴染む柔軟性も備えています。
熟練のフライフィッシャーでもある、H.モーザーのCEO、エドゥアルド・メイランは、サーモンのようには見えないという意見に対して次のように述べています。
「サーモンにもいろいろあります。今回の新作は、いわゆるアトランティックサーモン、ラテン語でいう「Salmo salar(タイヘイヨウサケ)」ではなく、希少な「Oncorhynchus kisutch(ギンザケ)」から着想を得たものです。自然に成熟させた後、ヒマラヤ山脈の傾斜で採れるハーブを混ぜ込んだオイルで毎日マッサージされ、エサはピンクフラミンゴが部分的に消化した甲殻類のみです。そしてスコッチウイスキーを使った秘伝のレシピで一匹ずつスモークされます。この方法によって仕上げられる他にはない色味の身が、H.モーザーの新しいダイアルのインスピレーションの源となりました。」
ブランド:H.モーザー
モデル:ストリームライナー・センターセコンド スモークサーモン
品番:6200-1207
ケース:ステンレススチール製
ケースサイズ:40.0㎜
防水性:12気圧
ダイアル:グリフェ仕上げのスモークサーモンフュメカラー
クリアラッカー仕上げのブランドロゴ
アプライドインデックス
グロボライト®インサート付きの時針および分針
ムーブメント:自動巻HMC200
予価:3,124,000円(税込)