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タグ・ホイヤー モナコは、スーツスタイルでこそ存在感を放つ|戸賀 敬城

先月アップさせていただいた第1回の記事
もうご覧いただきましたよね?

2回目となる今回は、1969年に世界初の角形防水時計として、
また世界初の自動巻きクロノグラフとして誕生し、
今年50周年を迎えたタグ・ホイヤー「モナコ」をご紹介します。

このモナコはメンズクラブ編集長時代にたびたび誌面で紹介し、
幸せなことに別注モデルまで作らせてもらった。
個人的にとても思い入れのあるモデルなんです。

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モナコを語るうえで欠かせないのが、スティーブ・マックイーン。

1971年に公開されたカーアクション映画『栄光のル・マン』で、
彼の右腕で悠然と輝きを放っていた腕時計がモナコであることは、
時計好きの皆さんでしたらご存知ですよね?

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そんな、スポーティーな印象が強いモナコですが、
戸賀はあえてスーツスタイルに合わせてみました。

名作といわれる角形時計はいくつか存在しますが、
そのどれにも共通する魅力は、きちんとした装いにも合わせられること。
スクエアケースのシャープな表情が、

ドレッシーなスタイルにマッチしてくれるんですね。

おなじみブルーの文字盤に合わせて、
スーツやネクタイはもちろん、ベルルッティの靴、バッグもネイビーで。
こんなふうに全体を同系色でまとめるのがスマートに見せるコツです。

タグ・ホイヤー モナコは、スーツスタイルでこそ存在感を放つ|戸賀 敬城 - FEATURING 戸賀 敬城 |toga-3-623x830

ヒルトンのグレンチェックスーツの格子柄が、
モナコのスクエアケースとさりげなくリンク。
スーツ姿に適度な遊び、ハズシを利かせてくれるのも、
このモナコのいいところ。

ちなみに重ねづけしたブレスレットは、
お気に入りのジェイソン・オブ・ビバリーヒルズです。

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もちろんスポーティーなモナコは、
夏のポロシャツ姿を男らしく格上げしてくれる存在でもある。

戸賀の定番、ラコステのL.12.12に、
ヘヴン トゥの白デニム、チャーチのネイビーローファーで、
ネイビー×ホワイトの爽やかな夏スタイルを表現したい。

男なら誰しも憧れを抱く、長い歴史とストーリーをもち、
どんな装いにもその唯一無二の存在感を発揮してくれる。
それが、タグ・ホイヤー「モナコ」が伝説のタイムピースたるゆえんなんです。

戸賀 敬城
1967年、東京生まれ。編集者。GDOブルーダー、BRオンライン、顧問。ラグブロ。編集長。ナノ・ユニバース メンズ・ディレクター、ヒルトン・アンバサダー。マクラーレン東京アンバサダー。PXGアンバサダー。学生時代からBegin編集部(世界文化社)でアルバイト、大学卒業後にそのまま配属となる。1994年Men’s Ex(世界文化社)の創刊スタッフ、2002年Men’s Ex編集長に。2005年時計Begin(世界文化社)編集長、及びメルセデスマガジン編集長兼任。2006年UOMO(集英社)エディトリアル・ディレクター就任。10代目MEN'S CLUB編集長。エスクァイアBBB日本創刊編集長。レクサスマガジン元編集長(ハースト婦人画報社)