ハロウィンの仮装をした
かわいい子どもたちや若者たちを尻目に、
ほぼ毎日、スーツ姿で働く戸賀です。
ここ最近、スーツを着るたびに思うことがあるんです。
スーツに合わせる時計は、どこまで遊んでいいのか?
華奢なドレスウオッチじゃつまらないし、
かといって存在感がありすぎてもチャラく見られかねない。
長い歴史、確かな背景をもつマニュファクチュール・ブランドから、
いまスーツに合わせたいと思う時計を2モデル、
今回はご紹介したいと思います。
まずは150年の歴史を誇るゼニス。
以前、愛用するパイロットウオッチ
「アエロネフ タイプ20」をご紹介しましたね?
そのなかでもスーツ姿の格上げ、そして遊びに使いたいのが、
この「デファイ エル・プリメロ 21」です。
あの名機「エル・プリメロ」の10倍の振動数、
1/100秒の精度を誇る360,000振動のムーブメント
「エル・プリメロ 9004」を搭載。
インパクトのあるスケルトン文字盤も、
ここまで精巧で緻密なら、エレガントさすら感じさせます。
0~100までの目盛りがあるインナーベゼリングが
スポーティーな雰囲気も漂わせてくれるんです。
今日はヒルトンのTOGA MODEL、
ダブルブレストスーツに合わせてみました。
ブルーのメインプレート、
そしてアリゲーターレザーでコーティングしたラバーストラップが
ネイビースーツと相性抜群です。
靴は言わずもがな、ベルルッティのアンディね。
そして、もうひとつはウブロの
「クラシック・フュージョン クロノグラフ チタニウム オパリン」。
ウブロのコレクションのなかで、
もっとも繊細でエレガントなモデルとして知られる
「クラシック・フュージョン」シリーズは、
1980年代初頭に製作された、
ウブロのごく初期のタイムピースから着想を得たもの。
ウブロを代表する人気シリーズ「ビッグ・バン」は、
シンプルな大人のカジュアルを格上げするのにもってこいですが、
かしこまったスーツスタイルにはやや遊びが過ぎる。
でも、このクラシック・フュージョンなら、
スーツ姿にも溶け込むスマートさを備えつつ、
ウブロ独自の見えるようにビス留めされたベゼルが
アバンギャルドな雰囲気もほんのり薫らせて、
ビジネスの遊びにもってこいなんです。
どうです?
美しい白文字盤がネイビーのダブルブレストスーツのなかで
爽やかさ、そして軽さをもたらしてくれるんですね。
アリゲーターレザー貼り付けたラバーストラップが、
スーツに即した品格と利便性を両立するのもポイント。
う~ん、どっちにしようか迷う…。
どちらにせよ、秋冬スーツの格上げ&遊びにおすすめです!