このブログ連載も早いもので3回目。
今回は2014年にデビューした、
フランク ミュラー「ヴァンガード」をご紹介したいと思います。
フランク ミュラーといえば、
真っ先に思い浮かぶのが代名詞であるトノーケースや、
独創的な文字盤デザインですよね?
そんな個性的なデザインゆえ、
「自分にはちょっとハードルが高いかも…」
と食わず嫌いをしていた人も少なくないかと。
かくいう戸賀も、そんなひとりでした。
2016年、このヴァンガードを手にするまでは!
今回は時計の寄りカットから(笑)。
どうですか?
ヴァンガードのためだけにデザインされた
立体的なアラビア数字が力強く、迫力すら感じますよね。
どこか幾何学的な雰囲気もあって、
おしゃれというより、格好いいという言葉が似合う。
ボリュームのある大きなケースも相まって、
夏のシンプルなシャツ姿、短パン姿を
格上げするのにもってこいの時計なんです。
こんな感じでね(笑)。
ベルルッティのリネンシャツに、
バルバのリネンショーツを合わせてみました。
オールデンのタッセルローファーは、
黒っぽく見えますがバーガンディのコードバンです。
ともすれば脱力しすぎてしまうリゾート風のカジュアルも、
腕元にヴァンガードのような少し遊んだ時計を添えれば、
瞬時に余裕のある大人へと格上げされるんです。
きっちりタイドアップしたスーツスタイルには、
さすがに存在感と遊び心が過ぎる時計だとは思う。
でも、こんなリネン混生地による
比較的カジュアルなヘリンボーンスーツをノータイで、
しかもシャツの第2ボタンまではずした着くずしたスタイルなら、
スーツにも合わせられるんです。
夜遊びを意識したスタイリングね(笑)。
スーツはナノ・ライブラリー。
リネンシャツはBRオンラインでいち押しのアヴィーノです。
ちなみにこのシャツ、タイドアップもノータイもキマる優れもの。
夏の短パンスタイルから夜遊びまで(笑)、
大人のカジュアルを格上げしてくれる時計が、
このヴァンガードなんです。