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TCR ジャパン シリーズ 第3戦｜岡山国際サーキット
2020.9.26 Sat サタデーシリーズ

2020年9月26日（土）・27日（日）、「TCR ジャパン シリーズ2020」の第3戦が開催されました。
開催地である岡山国際サーキットはドライバーの松本武士選手がよく知るホームコース。しかし、戦闘力のやや劣るマシンに加えて、今回は性能調整として60㎏のウエイトハンデを課せられています。
午前に行われた予選の結果、ポールポジションを獲得！
そして午後1時5分よりサタデーシリーズの決勝がスタート。#25 Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山は、クラッチを繋ぐタイミングが僅かにずれた為にクラッチに熱が入り過ぎスタートをミスし、1コーナーまでに＃21にトップを明け渡してしまいます。
その後は1周ごとに1秒程の差をつけられる展開となり、そのまま2位でレースを終えました。

2020.9.27 Sun サンデーシリーズ

前日のサタデーシリーズ予選直後に行われたサンデーシリーズ予選、＃25は1’36.653のトップタイムを叩き出しサタデー・サンデーシリーズダブルポールポジションを獲得！

そして秋晴れとなった27日の午後1時35分にサンデーシリーズ決勝がスタート。ポールポジションよりスタートの#25 Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山はサタデーシリーズのミスを繰り返さないようにクラッチを繋ぎますが、またも＃21に先行を許してしまいます。
そのまま＃21に追いすがる間もなく徐々に引き離され、約6秒差の2位でチェッカーを受けました。

■ドライバー松本武士コメント
今大会の岡山ラウンドはホームコースなので、前回のもてぎに続き優勝を狙っていました。しかし急遽レギュレーション変更で60kgのウエイトハンデを積んで戦う事になってしまいました。もともとゴルフはボディー剛性と重心の高さに悩みをもっているので、ウエイトを積む事によって弱点が出やすくなると言う不安がありました。それは的中し、やはり練習日からマシンの不安定さに悩まされ、セット変更へのマシンの反応もかなり悪くなってました。それでも予選へ向けてタイヤの暖め方やローテーションのタイミングなど色々と作戦を考え、予選はコースレコードへ迫るタイムで２つともポールポジションを獲得できました。アップデートが終了してしまい戦闘力の劣るマシンでのポールポジションは、ドライバーとメカニックの自信に繋がったと思います。
決勝は残念ながらサタデー・サンデーシリーズ共に、ウエイトの影響に起因するトラクションの悪化により、スタート時の加速が悪く抜かれてしまい2位に終わりましたが、やれることは全てやった結果なので悔しさはありません。
次もおそらくウエイトは載せたままになると思います。厳しい戦いが続きますが、チーム全員で対策を考えて、2年連続チャンピオンへ向けて頑張ります。
今後も応援よろしくお願いします。

#25 Volkswagen和歌山中央RT with TEAM和歌山
ドライバー／松本武士 選手
車両／フォルクスワーゲン ゴルフGTI TCR

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